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都市史研究 9

TOSHISHI_KENKYU_09

 書誌情報

ISBN:978-4-634-52759-1
編集・発行:都市史学会
制作・販売:株式会社山川出版社
刊行:2022年10月25日
仕様:B5判 136頁
* 一般書店での購入が可能です。山川出版社のウェブサイトはこちら

 目次

論文

「異教徒の家」-一四五五年台帳からみる征服直後のイスタンブル-|川本 智史

大会基調講演

都市における遺跡の重層性とその保存活用|佐藤 信

小特集 都市と近代遺跡

シンポジウムの開催について
高輪築堤跡の調査-築堤はいかにして海中に作られたか-|斉藤 進
鉄道史における「高輪築堤」研究の検証|渡邉 恵一
芝浦・高輪海岸の地帯構造と鉄道一件|吉田 伸之
横浜の近代遺跡とその保全|青木 祐介
鉄道事業者は鉄道遺産とどう向き合ってきたか!|老川 慶喜
“Construire sur les ruines” 遺跡の上に建てる-遺跡の継承にまつわる価値観の再考-|加藤 耕一

研究動向

都市社会の連続性-西アジアの古代とイスラームそして中世のイタリアと日本の比較-|三浦 徹

書評

中尾俊介著『横浜開港場と内湾社会』|斎藤 善之
坂野正則編『パリ・ノートル=ダム大聖堂の伝統と再生-歴史・信仰・空間から考える-』|長井 伸仁

新刊紹介

藤田勝也著『平安貴族の住まい-寝殿造から読み直す日本住宅史-』
榎原雅治著『地図で考える中世-交通と社会-』
岩本馨著『明暦の大火-「都市改造」という神話-』
飯田直樹著『近代大阪の福祉構造と展開-方面委員制度と警察社会事業-』
吉見俊哉著『東京復興ならず-文化首都構想の挫折と戦後日本-』
J・サンド著/池田真歩訳『東京ヴァナキュラー-モニュメントなき都市の歴史と記憶-』
アイラ・M・ラピダス著/三浦徹・太田啓子訳『イスラームの都市社会-中世の社会ネットワーク-』
堀賀貴編『古代ローマ人の危機管理』『古代ローマ人の都市管理』
竹中克行著『地中海都市-人と都市のコミュニケーション-』
チャールズ・バーニー著/今井民子・森田義之訳『チャールズ・バーニー音楽見聞録〈フランス・イタリア編〉』
福井憲彦著『物語 パリの歴史-「芸術と文化の都」の二〇〇〇年-』
鈴木佑也著『ソヴィエト宮殿-建設計画の誕生から頓挫まで-』
中川理・空想から計画へ編集委員会編『空想から計画へ-近代都市に埋もれた夢の発掘-』

2021年度都市史学会大会・研究発表要旨

北宋神宗期開封の都城社会と住民文化-成尋『参天台五台山記』を手がかりとして-|松田 亮
前近代イスタンブルにおける皮鞣工房群の成立と運営|藤木 健二
京都東九条における廃品回収業と都市組織の関係-「仕切り場空間」の形成・変容と屑をめぐる生業連関|中村 景月

活動記録

都市史学会活動記録

会告

都市史学会規約

彙報

論文募集規程
英文目次/欧文要旨