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ワークショップ「ジョージアン・ダブリンの都市空間:建築史的観点から」
趣旨
ジョージI~IV世期(18 世紀初めから19 世紀初め)のダブリンは、ヨーロッパ最大規模の街路、ヨーロッパで最も壮麗とうたわれた建築物、ブリテン帝国で最も美しいとたたえられた公園がつくられるなど、ヨーロッパを代表する華やかな都市へと成⾧した。
これまで日本の建築史/都市史/西洋史研究においてダブリンが対象とされることはほぼ皆無であった。本ワークショップは、建築および都市空間に注目して全盛期ダブリンの姿を描きだすことにより、その豊かな個性と魅力を伝えたい。さらにダブリンをイングランド、スコットランドの諸都市と比較することで、ブリテン諸島の都市史研究に新しい地平を開くことも試みたい。
開催情報
- イベントタイトル
- 都市史学会主催ワークショップ「ジョージアン・ダブリンの都市空間:建築史的観点から」
- 主催
- 都市史学会
- 後援
- 2013-2017年度科学研究費基盤研究(S)「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」(研究代表者:伊藤毅)
- 基本情報
- [日時]2017年12月25日(月)13時30分-18時00分
[会場]東京大学本郷キャンパス工学部1号館3階建築学専攻会議室
[アクセス]東京メトロ南北線東大前駅より徒歩5分、東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線本郷三丁目駅より徒歩12分、
東京メトロ千代田線根津駅より徒歩12分、アクセスマップはこちら(外部サイト)
[その他]参加申し込み不要(当日先着)。会員以外も参加可能。
[お問い合わせ]都市史学会事務局 office@suth.jp - プログラム 司会=坂下史(東京女子大学)
- 13:30-14:00
[発題]ジョージアン・ダブリンを見る視角
=東京大学大学院工学系研究科建築学専攻伊藤研究室(伊藤毅・小南弘季・岩田会津・海老原利加・杉山結子)
14:00-15:45
[報告1]ジョージアン・ダブリンのマクロ的予備考察
=勝田俊輔(東京大学)
[報告2]富とチャリティと病院―ジョージアン・ダブリンの建築物と都市開発
=大石和欣(東京大学)
[報告3]ジョージアン建築の一起源―18世紀のエディンバラおよびダブリンにおける建築的取り組みに表れた社会的課題
=近藤存志(フェリス女学院大学)
15:45-16:35
[コメント1]ダブリンの風景を読む
=桑島秀樹(広島大学)
[コメント2]ジョージアン都市の歴史を比較すると
=近藤和彦(立正大学)
16:35-18:00
[討論]