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共催
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「ヴェネトのテリトリオ史」 = フランコ・マンクーゾ
趣旨
我々はイタリアの都市史研究から多くを学んできました。ヴェネト地方には水都ヴェネツィアは別格として、チッタデッラやカステルフランコのような平野部の計画都市、北部丘陵のアゾロやマロスティカといった小さく魅力的な城塞都市が存在します。ヴェネトという領域(テリトリオ)はどのようにつくり出されたのでしょうか。とくに小さくも防御施設を備えた地域支配の核としての役割を果たしてきた小規模都市に焦点をあてたとき、地理的条件や生産・流通構造による経済的条件、文化的条件は小規模都市のテリトリオの空間構造をどのようにかたちづくってきたのでしょうか。
今回、イタリア都市史の大家フランコ・マンクーゾ教授をお迎えし、我々が強い関心を寄せているヴェネト地方における領域(テリトリオ)についてレクチャーをいただきます。
開催情報
- イベントタイトル
- (和)講演「ヴェネトのテリトリオ史」フランコ・マンクーゾ教授
(伊)”Storia del Territorio in Veneto” Prof. Franco Mancuso - 主催
- 〔共催〕平成23~27 年度科学研究費補助金基盤研究(S)「水都に関する歴史と環境の視点からの比較研究」
(研究代表者:陣内秀信)
平成25~29 年度科学研究費補助金基盤研究(S)「わが国における都市史学の確立と展開にむけての基盤的研究」
(研究代表者:伊藤毅)
〔後援〕都市史学会 - 基本情報
- 〔日時〕2014年11月21日(金)18:30-21:00
〔会場〕法政大学市ヶ谷キャンパス・ボアソナードタワー(高層棟)19階D会議室
〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1 アクセスマップ(外部サイト) - プログラム
- 18:30~18:40 はじめに=陣内秀信教授(法政大学)
18:40~20:10 レクチャー=フランコ・マンクーゾ教授(講演45分+通訳45分)
20:10~20:20 休憩
20:20~20:50 質疑応答
20:50~21:00 まとめ=伊藤毅教授(東京大学) - 備考
- 定員30名、事前申込不要