ワーキング・グループ
都市史学会は都市史に関わる研究推進を目的とする専門委員会としてワーキング・グループ(略称WG)を設置します(規約13条)。現在活動しているワーキング・グループは次のとおりです。それぞれの活動に関するお問い合わせは都市史学会事務局 office@suth.jp までお願いいたします。
内湾研ワーキング・グループ
活動趣旨
江戸(東京)内湾(内海)とこれに接する社会=空間の構造的把握を目的とする。江戸内湾は、前近代から近現代への変容がもっともドラスティックに展開し、さまざまな重要な論点が摘出できる地帯と考える。江戸内湾臨海部の社会=空間構造を漠然とではなく、その細部から全体像を精緻に描くことを共同で模索したい。
(担当:吉田伸之)
主な活動歴
今後のイベント
予定されているイベントはありません。
過去のイベント
ダブリン研究ワーキング・グループ
活動趣旨
ヨーロッパと大西洋世界のはざまに位置し、さらに植民地として特異な歴史を織りなしたアイルランドにあって、首都のダブリンは、ジョージアン期(ほぼ18世紀に相当)に急速に発展し、ヨーロッパの主要都市の一つとされるにいたった。本ワーキング・グループは、文学、思想、建築、歴史の専門家を中心メンバーとする学際的な研究によって、18世紀ダブリンの陰影に富んだ姿を把握することを目的としている。
(担当:勝田俊輔)
主な活動歴
今後のイベント
予定されているイベントはありません。
過去のイベント
東アジア都市史学会ワーキング・グループ
主な活動歴
(担当:高村雅彦)
主な成果
東アジア都市史学会のホームページにて、英文による e-journal、『Journal of East-Asian Urban History (JEUH, 東アジア都市史研究) 』を公開予定。
今後のイベント
予定されているイベントはありません。
「都市における文化=空間構造から捉える全体史」ワーキング・グループ(略称:文化=空間構造論WG)
活動趣旨
都市史研究の新たなフェーズとして、文化=空間構造に関わる学際的共同研究の萌芽を育てていくのが本WGの目的である。都市文化史における空間構造について、領域性とモニュメント性とを有機的に結合させることにより、全体史についての新たな研究分野と分析手法を開拓していくことを目標と定める。本WGでは、ヨーロッパの議論との接合を図ることと、「空間」に関心を持つ新たな世代の人的交流を活性化させることに重点を置きたい。
活動の詳細は、ウェブサイト(https://sites.google.com/view/urbancultureandspace)を参照。
(担当:赤松加寿江、坂野正則)