Event
主催
終了
合評会 長井伸仁著『近代パリの社会と政治—都市の日常を探る』
趣旨
フランス革命をうけて19世紀(近代)フランスではたびたび政変や革命が起こり、その過程で社会や政治の民主化が進んだと考えられている。一連の動きは首都を舞台として展開したから、幾多の歴史研究がパリにささげられたのは当然のことであった。長井伸仁氏の手になる本書は、こうした近代パリ史研究の流れに掉さしつつ、しかし、日本の学界では等閑視されてきた側面をも検証に付しながら、多角的に都市パリをとらえ返そうとする。近代や現代のパリ、フランス、そして都市の歴史について、今、さらなる展望を切り開くには、本書との格闘を避けて通るべきではない。ここに書評会を組織する所以である。
開催情報
- イベントタイトル
- 合評会 長井伸仁著『近代パリの社会と政治-都市の日常を探る』
- 主催
- 都市史学会
- 日時
- 2023年7月1日(土)13:00 – 17:00
- 開催方式
- ハイブリッド方式
- 会場
- 東京大学法文1号館113番教室 + ZOOMミーティング
- お問い合わせ
- 都市史学会事務局 office@suth.jp
参加方法
参加無料。「参加申込フォーム」にアクセスし、必要事項をご記入のうえお申し込みください。申込後、ご記入いただいたメールアドレスに事務局から、受付完了のご連絡とZoom URLをお送りいたします(自動送信)。※申し込みは終了しました。
プログラム
- 13:00-13:10
- 趣旨説明(10分)
- 13:10-14:50
- 評者報告(25分/人×4)
- [評者]東出加奈子(大阪成蹊大学)、長野壮一(社会科学高等研究院EHESS)、中山洋平(東京大学)、中野隆生(元学習院大学)
- 14:50-15:10
- 休憩
- 15:10-15:40
- リプライ(30分)
- 15:40-16:40
- 討論・質疑応答
書誌情報
- 長井伸仁著『近代パリの社会と政治-都市の日常を探る』(勁草書房、2022年5月)
- ※詳細は 勁草書房ウェブサイト をご覧ください。