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Event 大会 終了

2024年度都市史学会大会(阿智)

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 ご案内

2024年度都市史学会大会につき、以下の通りご案内申し上げます。今年度の大会は12/7(土)、8(日)に、長野県阿智村を会場として開催いたします。「山里の都市性」をテーマに掲げ、JSPS科学研究費補助事業基盤研究(A)「南信濃山里社会の文化的景観とその歴史的形成過程に関する基盤的研究」(課題番号20H00025、通称「山里科研」)との共催で、阿智村と同村教育委員会の後援を受けて実施いたします。

「南信濃山里社会の文化的景観とその歴史的形成過程に関する基盤的研究」HP

また、1日目には阿智村の集落と建造物の見学会を行います。地元の方々のご協力により貴重な機会をいただきましたので、ぜひ多くの方にご参加いただけますと幸いです。

※12/6追記 参加受付を終了しました。

 大会要項

イベントタイトル
都市史学会大会2024(阿智)・山里科研総括シンポジウム
共通テーマ
山里の都市性と人・モノの循環構造-その開放性をめぐって-
日程
2024年12月7日(土)、8日(日)
共催
都市史学会
JSPS科学研究費補助事業基盤研究(A)「南信濃山里社会の文化的景観とその歴史的形成過程に関する基盤的研究」
(代表 吉田ゆり子、課題番号20H00025、通称「山里科研」
後援
長野県下伊那郡阿智村、阿智村教育委員会
会場
阿智村中央公民館ホール(長野県下伊那郡阿智村駒場468-1)
《アクセス》中央自動車道高速バス停留所「駒場」(阿智PA内)より、徒歩11分
* 代表的な経路につきましては、下記「交通案内」をご参照ください。
開催方式
ハイブリッド(対面 + オンライン)
大会参加費
1,000円(対面・オンライン一律)
お問い合わせ
山里科研総括シンポ・都市史学会大会実行委員会
メール: convention2024@suth.jp

 参加申込

以下のフォームへ、必要事項をご記入のうえお申し込みください(会員・非会員兼用)。

* 申し込みは終了しました。
  • 申込後、ご登録のメールアドレスに office@suth.jp より確認メールが送信されます(自動送信)。迷惑メールに振り分けられることがありますのでご注意ください。
  • メールの内容をよくご確認のうえ、オンライン決済(peatixを利用、支払い方法はメールに記載)、または会場にて、大会参加費(1,000円)をお支払いください。

 交通案内(東京→阿智)

東京方面から会場(阿智村中央公民館)へのアクセスについて、代表的な経路をご案内いたします。あくまで参考までに提示するものですので、参加のさいは、ご自身で経路をよくお調べのうえお越しいただきますようお願いいたします。

(関西方面の方は、名古屋から高速バスをご利用いただくのが便利です。下記のダイヤもご参考にお越しください。)

往路(巡見不参加、7日16:00の総会から参加)

《経路①》
(東海道新幹線)
11:39 東京駅発 → 13:16 名古屋駅着(名鉄バスセンターへ徒歩移動)
(高速バス)
13:30 名鉄バスセンター発 → 15:22 駒場着(名古屋-箕輪線、事前予約)

《経路②》
(高速バス)
10:05 バスタ新宿発 → 14:21 飯田駅前着(新宿-飯田線、事前予約)
(路線バス)
15:00 飯田駅前発 → 15:27 阿智村役場入口着(W0-1駒場線)
* 高速バスは、交通状況により遅延の可能性があります。路線バスの運行本数が少ないので、乗り継ぎにはご注意ください。

復路(8日16:00シンポジウム終了後)

《経路①》
(高速バス)
  • 16:26 駒場発 → 18:05 名鉄バスセンター着(飯田-名古屋線、事前予約、JR名古屋駅へ徒歩移動)
  • 17:08 駒場発 → 19:03 名鉄バスセンター着(箕輪-名古屋線、事前予約、JR名古屋駅へ徒歩移動)
(東海道新幹線)
  • 18:41 名古屋駅発 → 20:21 東京駅着
  • 19:29 名古屋駅発 → 21:06 東京駅着

《経路②》
(高速バス)
17:34 駒場発 → 17:43 上飯田着(名古屋-箕輪線、事前予約)
(高速バス)
18:02 上飯田発 → 21:55 バスタ新宿着(飯田-名古屋線、事前予約)
* 高速バスは、交通状況により遅延の可能性があります。乗り継ぎにはご注意ください。

 プログラム

プログラム(12月7日)

10:00-14:30 〔山里集落・建造物巡見〕
10:00 JR中央本線中津川駅集合(事前申込制)
マイクロバスに分乗し、阿智村清内路、駒場を見学予定(詳細下記)。
* 昼食弁当代1,000円
16:00-17:00 〔都市史学会総会〕(会員のみ)
18:00- 〔懇親会〕
会場:湯元ホテル阿智川(阿智村智里503-115、事前申込制)
費用:10,000円
* ホテル阿智川にご宿泊の方は、宿泊費に懇親会費用が含まれています。

プログラム(12月8日)

09:00-10:30 〔研究発表〕
  • 近世山稼ぎ村にみる立木売の性格と影響―武州秩父郡両大滝村を対象として―=増田琴子(東京大学)
  • 近世名古屋における家屋敷所持と女性―橘町裏町を事例に―=松本日菜子(國學院大學)
  • 19世紀ニューヨークにおける都市型住宅地の開発手法―相続による地主のアプローチ―=鈴木真歩(岩手県立大学盛岡短期大学部)
10:45-11:55 〔基調講演〕木の近世―伊那山の都市性を考える―
講演=吉田伸之(東京大学名誉教授)
司会=中野隆生(都市史学会会長)、コメント=陣内秀信(法政大学名誉教授)
12:55-16:00 〔シンポジウム〕山里の都市性と人・モノの循環構造―その開放性をめぐって
(趣旨)

21世紀第一・四半期の現在、過疎と高齢化、また山仕事・山林労働が弱体化・解体する中で、山里は消滅の危機に瀕し、孤立した限界集落として捉えられている。しかし歴史的にみると、近世から高度経済成長期直前まで、伝統社会が色濃く残存する中での山里は、都市や農村とは異なる、固有の生業を社会基盤とし、効率的な密度分布と集落内外を縦横に走る道を通じた開放的な空間構造を有する場であった。本シンポジウムでは、こうした伝統社会における山里の固有性の基礎にあるものを、「都市性」という視点から捉えなおし、山里の社会・空間の特質を解明することを試みる。

  • 12:55-13:00 趣旨説明=吉田ゆり子(東京外国語大学名誉教授)
  • 13:00-13:30 山里における街道宿の形成と近代化=福村任生(日本大学)
  • 13:30-13:40 コメント=稲益祐太(東海大学)
  • 13:40-14:10 十九世紀下伊那地域における櫛生産と荷主=角和裕子(世田谷区立郷土資料館)
  • 14:10-14:20 コメント=塚田孝(大阪市立大学名誉教授)
  • 14:20-14:50 近代企業による山林伐採事業の担い手と物資調達―王子製紙による遠山山林事業の検討―=太田仙一(税務大学校租税史料室)
  • 14:50-15:00 コメント=高嶋修一(青山学院大学)
  • 15:10-16:00 全体討論 司会=伊藤毅(東京大学名誉教授)、多和田雅保(横浜国立大学)

山里集落・建造物巡見について

地元の方のご協力を得て、阿智村における歴史的な山里の集落・建造物の見学会を実施いたします。参加をご希望の方は、上記「大会出欠登録フォーム」よりお申し込みください。

集合
10:00 JR中央本線中津川駅、マイクロバスに分乗し移動
見学先① 清内路 10:40-12:10
飯田から妻籠宿へ抜ける清内路街道沿いに位置し、森林資源・煙草・養蚕により栄えた集落。本棟造家屋がいまも多数のこされる。
見学先② 駒場 12:30-14:30
三州街道沿いの宿場町。写真家・熊谷元一の出身地であり、大正、昭和初期を中心に、古い町屋が現存。
* 駒場自治会館にて、町並みの説明を受けながら昼食を予定
備考
昼食弁当代1,000円をご用意ください。
参考地図
Googleマップ

宿泊先の手配について

宿泊先として、懇親会会場となる昼神温泉「湯元ホテル阿智川」のお部屋をご用意いたします。数に限りがございますので、先着順で受付いたします。ご希望に沿えない場合がございますので、ご了承ください(お申し込み後、宿泊可否を別途メールにてご連絡いたします)。

なお、湯元ホテル阿智川は、江戸時代から地域の温泉場として知られる昼神温泉の「湯元」に設けられたホテルです。

宿泊先
昼神温泉 湯元ホテル阿智川(阿智村智里503-115)
費用
宿泊費22000円(1人1室、朝食・夕食(懇親会)付)+入湯税150円
締切
11月15日(金)
* 定員に達し次第、宿泊の受付は終了します。その後はお手数ですが、ご自身で宿泊施設をご予約ください。

 研究発表の募集について

※募集は終了いたしました。下記要項は参考までに掲載しております。
クリックして詳細を表示/非表示

2024年度都市史学会大会での研究発表(自由論題)を募集します。研究発表の詳細な時間につきましては、決まり次第このページ上でご案内いたします。応募要領をご一読のうえ、奮ってのご応募をお待ちしております。

募集要項

  • 募集件数:4件程度
  • 発表日:2024年12月8日(日)午前
  • 発表時間:発表20分、質疑応答:10分(予定)
  • 内容:都市史に関する研究で未発表のもの
  • 言語:日本語
  • 発表方法:会場またはオンライン

応募要領

応募資格
申し込み時点で当学会会員であること(申し込みと同時に入会も可)。非会員を含む共同報告も可能ですが、報告者は会員であること。
申し込み方法
申込用紙に記入の上、都市史学会事務局研究発表受付まで電子メールにてお申し込みください。
申込用紙のダウンロード:wordファイルpdfファイル
申し込み先
メールアドレス application_form_2024@suth.jp
申し込み締め切り
2024年9月2日(月)
その他
研究発表の日時、当日配布資料、要旨の会誌掲載等については採用後追って事務局よりご連絡いたします。
採用は編集委員会における審査の上で決定します。審査の結果、ご希望に添えないこともございますので、ご承知おきください。採否の通知は2024年9月下旬を予定しています。