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Event 大会

2025年度都市史学会大会(東京)

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 ご案内

2025年度都市史学会大会につき、以下の通りご案内申し上げます。今年度の大会は12/6(土)、7(日)、多摩美術大学八王子キャンパスを会場として開催いたします。近日中に参加申し込みを開始いたしますので、まずはご予定のほどよろしくお願い申し上げます。

 大会要項

テーマ
南イタリアの都市性と地域性―文化的混淆、移民、農業と移牧、信仰と聖域
日程
2025年12月6日(土)、7日(日)
会場
多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーホールA(東京都八王子市鑓水2-1723)
(アクセス)
JR・京王線橋本駅北口から バス約8分
JR八王子駅南口から バス約20分
開催方式
ハイブリッド(対面 + オンライン)
参加方法
学会HP上のフォームより申込(近日公開)
参加費
1,000円(対面・オンライン一律、両日共通)

 プログラム

12月6日(土)

13:30 – 14:30 都市史学会総会(会員のみ)
15:00 – 16:30 基調講演 都ローマと植民市ポンペイ
講演=青柳正規(東京大学名誉教授、多摩美術大学理事長、元文化庁長官)
司会=伊藤毅(東京大学名誉教授)
17:30 – 19:30 懇親会(開場17:00)
「橋本」駅近くのHKラウンジ
* 八王子キャンパス発バス時刻 16:45発 17:00発 17:15発

12月7日(日)

10:00 – 12:00 研究発表
司会=青木香代子(多摩美術大学)
  • イタリア国家統一後の首都移転前後のフィレンツェとローマにおける小ヴィラについて=會田涼子(近畿大学)
  • 18世紀トゥールーズおよびラングドック諸都市における巡回種痘医の出現=長谷部圭人(早稲田大学博士後期課程)
  • 第二帝政期パリにおける共済組合と都市社会=池田登(早稲田大学博士後期課程)
  • 幕末期彦根藩佐野領の郷夫徴発にみる在方都市と村々=福重恵子(お茶の水女子大学博士後期課程)
13:00 – 17:00 シンポジウム 南イタリアの土地性と地域性―文化的混淆、移民、農業と移牧、都市/集落と田園
司会=赤松加寿江(國學院大學)
(趣旨)

ヨーロッパ最南端にして地中海域の中心という固有の立地、南イタリア(カンパニア、バシリカータ、プーリア、カラブリア、シチリア、サルデーニャ)の都市性と地域性を歴史的積層、文化的混淆、近現代の国内外への移民、土地所有形態と農業・移牧、都市/集落と田園との結びつきの観点から学際的に論ずるとともに、比較的視点で日本、北ヨーロッパ、北アフリカとの関係性についても触れたい。また、南の開放性のみならず、その辺境性・後進性も等価な視点で扱い、負の側面としての外国勢力の支配、大土地所有制による搾取、移民の現実をも理解し、多面的世界をつくる南イタリアの都市・地域の光と影の実相に迫りたい。さらに、従来、後進的とみなされてきた南イタリアが近年、様々な面で底力を発揮し、その魅力が世界的に注目されてきた現象と背景にも注視し、日本の地方都市・地域の再生を考える機会としたい。

  • 13:00-13:10 趣旨説明=野口昌夫(東京藝術大学名誉教授・都市史学会副会長)
  • 13:10-13:40 ノルマン・シチリア王国の都市と農村=高山博(東京大学名誉教授・地中海学会会長)
  • 13:40-14:10 近現代の南イタリアにおける移民とアグロタウンの変容―カラブリア州コセンツァ県の事例から=北村暁夫(日本女子大学)
  • 14:10-14:40 農業と移牧がつくるテリトーリオの空間―プーリア州の小麦・羊毛・オリーヴオイルから=稲益祐太(東海大学)
  • 14:40-15:10 南イタリアの都市/集落と田園の結びつきに関する諸類型=陣内秀信(法政大学名誉教授)
  • 15:10-15:30 (休憩)
  • 15:30-16:00 コメント=三枝暁子(東京大学・日本中世都市史)河原温(放送大学・ヨーロッパ中世都市史)工藤晶人(学習院大学・近代地中海史)
  • 16:00-17:00 全体討論 司会=陣内秀信伊藤毅野口昌夫

 開催情報

監修
陣内秀信、伊藤毅
共催
都市史学会、地中海学会
後援
多摩美術大学
大会実行委員会
野口昌夫(東京芸術大学名誉教授・都市史学会副会長)、陣内秀信(法政大学名誉教授)、伊藤毅(東京大学名誉教授)、片山伸也(日本女子大学教授)松澤穣(多摩美術大学教授)、赤松加寿江(國學院大學准教授)、青木香代子(多摩美術大学准教授)、稲益祐太(東海大学准教授)
お問い合わせ
convention2025@suth.jp

 研究発表の募集について

※募集は終了いたしました。下記要項は参考までに掲載しております。
クリックして詳細を表示/非表示

2025年度都市史学会大会での研究発表(自由論題)を募集します。スケジュールの詳細は、決まり次第本ページ上でご案内いたします。応募要領をご一読のうえ、奮ってのご応募ください。

募集要項

  • 募集件数:4件程度
  • 発表日:2025年12月7日(日)午前
  • 発表時間:発表20分、質疑応答:10分(予定)
  • 内容:都市史に関する研究で未発表のもの
  • 言語:日本語
  • 発表方法:会場またはオンライン

応募要領

応募資格
申し込み時点で当学会会員であること(申し込みと同時に入会も可)。非会員を含む共同報告も可能ですが、報告者は会員であること。
申し込み方法
申込用紙に記入の上、都市史学会事務局研究発表受付まで電子メールにてお申し込みください。
申込用紙のダウンロード:wordファイルpdfファイル
申し込み先
メールアドレス application_form_2025@suth.jp
申し込み締め切り
2025年9月30日(火)
その他
研究発表の日時、当日配布資料、要旨の会誌掲載等については採用後追って事務局よりご連絡いたします。
採用は編集委員会における審査の上で決定します。審査の結果、ご希望に添えないこともございますので、ご承知おきください。採否の通知は2025年10月初旬を予定しています。