マイページ
RSS
Event 大会 終了

2021年度都市史学会大会(オンライン)

convention2021_poster
ポスターをダウンロード(776KB)

 ご案内

2021年度都市史学会大会について以下の通りご案内申し上げます。大会は昨年同様オンライン上での開催となります。

 大会要項

主催
都市史学会
共催
鉄道史学会(シンポジウム)
日時
2021年12月25日(土)13:00-16:00、26日(日)10:00-17:30
会場
ウェブ会議システムZoomミーティングを利用(総会・研究発表・基調講演・シンポジウム)
参加費
無料(要申込)
参加申込
参加は無料です。以下の「大会参加申込フォーム」から会員/非会員用の申込フォームを開き、必要事項をご記入ください。後日、ご登録いただいたメールアドレスに大会当日の参加方法(ZoomのURL、資料のダウンロード先)をご案内いたします。
※申込は終了しました。
お問い合わせ
convention2021@suth.jp(* 運用終了)

 大会参加申込フォーム

都市史学会会員用(要パスワード)
* パスワードは、会員の皆様にお送りしているメール、または『都市史研究 8』同封の大会プログラムにてお知らせしております。
※申込は終了しました。
非会員用
※申込は終了しました。

 大会プログラム

12月25日(土)13:00-16:00

13:00-14:00 〔都市史学会総会〕(会員限定)
14:30-16:00 〔研究発表〕
司会=三枝暁子(東京大学)
  • 14:30-15:00 北宋開封の都城社会と住民文化-成尋『参天台五台山記』を手がかりに=松田亮(中央大学)
  • 15:00-15:30 前近代イスタンブルにおける皮鞣工房群の成立と運営=藤木健二(慶應義塾大学)
  • 15:30-16:00 京都東九条における廃品回収業と都市組織の関係-「仕切り場空間」の形成・変容と屑をめぐる生業連関=中村景月(京都大学)

12月26日(日)10:00-17:30

10:00-11:30 〔基調講演〕
都市における遺跡の重層性とその保存活用=佐藤信(東京大学名誉教授) 司会=杉森哲也(放送大学)
13:00-17:30 〔シンポジウム〕都市と近代遺跡—高輪築堤が問いかけるもの
司会=高嶋修一(青山学院大学) 副司会=髙橋元貴(東京大学)
(趣旨)

2020年、東京都内の再開発地区で初期鉄道の遺構が発見され、土盛や石積みの橋台などが往時の姿を現した。「高輪築堤」である。明治初期、それまでそこにあった社会を壊して造られた築堤は、やがて鉄道施設の拡張とともに土中に埋もれた。しかしそれもいまや姿を消し、ガラス張りのビル群になろうとしている。私たちは、開発主体の企業に築堤の保存を要望した。それは実を結びつつある。しかし、積層する都市の歴史のなかで、たったひとつの時代の遺構を切り取って残すことには、どのような意味があるのか。相手に負担を求めるならば、私たちもまた自省をしなければならない。かつて、小説家の中島敦は登場人物の歴史家をして次のように語らしめた。「書かれなかった事は、無かった事じゃ」。もちろん、書かれなかったこと、遺らなかったことは無かったことではない。遺されたものは、痕跡なきできごとに思いを巡らせるためのよすがである。高輪築堤は問いかける。「あなた方はここから何を読み取り、背後にどんな世界を見るのか」。私たちは考える。「なぜ、そっと眠らせておいてくれなかった?」と問われないために。

(タイムテーブル)
  • 13:00-13:15 趣旨説明=高嶋修一(青山学院大学)
  • 13:15-13:50 高輪築堤跡の調査—築堤はいかにして海中につくられたか=斉藤進(港区発掘調査指導員)
  • 13:50-14:25 鉄道史からみた高輪築堤研究の現状と課題=渡邉恵一(駒澤大学)
休憩(10分)
  • 14:35-15:10 幕末維新期、高輪海岸の地帯特性=吉田伸之(飯田市歴史研究所)
  • 15:10-15:45 横浜の近代遺跡とその保全=青木祐介(横浜開港資料館・横浜都市発展記念館)
  • 15:45-16:05 コメント=老川慶喜(立教大学名誉教授)
  • 16:05-16:25 コメント=加藤耕一(東京大学)
休憩(10分)
  • 16:35-17:30 討論

 研究発表の募集について

※募集は終了いたしました。下記要項は参考までに掲載しております。
クリックして詳細を表示/非表示