都市史研究 11
書誌情報
- ISBN:978-4-634-52761-4
- 編集・発行:都市史学会
- 制作・販売:株式会社山川出版社
- 刊行:2024年10月25日
- 仕様:B5判 152頁
- * 一般書店での購入が可能です。山川出版社のウェブサイトはこちら。
目次
論文
- 宗派境域都市としての近世ソミュールとオラトリオ会の文化=空間構造|坂野 正則
研究ノート
- 都市平泉の南方鎮守と境界祭祀|二階堂 里絵
大会基調講演
- 関東大震災時の東京における消防活動の記録と記憶|鈴木 淳
小特集 大災害の記録と記憶
- シンポジウムの開催について
- 原子力災害からの帰還の記録と記憶|羽藤 英二
- 近世都市鳥取における水害記録作成と「活用」|岩淵 令治
- 関東大震災下の東大医学部|赤川 学
- 体験記から描く関東大震災-横浜市民の個人記録を中心に-|吉田 律人
- 東アジアからみた関東大震災|武藤 秀太郎
- コメント|頴原 澄子
- 展示史料の紹介|勝田 俊輔
寄稿
- 海峡都市をめぐる覚書-門司と下関を結ぶもの-|樺山 紘一
書評とリプライ
- 長井伸仁著『近代パリの社会と政治-都市の日常を探る-』|東出 加奈子/中山 洋平/中野 隆生/長井 伸仁
書評
- 佐々木健策著『戦国期小田原の城と城下町-遺跡と景観にみる戦国大名-』|高橋 慎一朗
- 池田真歩著『首都の議会-近代移行期東京の政治秩序と都市改造-』|鈴木 智行
- 塚田孝・佐賀朝・渡辺健哉・上野雅由樹編『周縁的社会集団と近代』|岸本 美緒
新刊紹介
- 呉偉華著『近世大阪の御用宿と都市社会』
- 岩淵令治・志村洋編『日本近世史を見通す4 地域からみる近世社会』
- 堀地明著『清代北京の首都社会-食糧・火災・治安-』
- 李美奈著『ヴェネツィアのゲットー-商館・共同体・コンタクトゾーン-』
- 青柳いづみこ著『パリの音楽サロン-ベルエポックから狂乱の時代まで-』
- 片木篤著『チョコレート・タウン-〈食〉が拓いた近代都市-』
- 三田村哲哉著『アール・デコ-戦間期フランスの求めた近代建築-』
- エルメス財団編『Savoir & Fairc 土』
二〇二三年度都市史学会大会・研究発表要旨
- 貴族のコンミッサリーアによるオスピツィオ|和栗 珠里/dd>
- 城下町の濠・掘割運河の形成に関する考察-正保城絵図を題材として-|中川 恵
- 一九世紀前半における根津門前町と都市社会-三井家と江戸町会所に着目して-|須田 華那
- 軍事政権下での成都の都市改造-街路整備に注目して-|李 雨桃
活動記録
- 都市史学会活動記録
会告
- 都市史学会規約
彙報
- 論文募集規程
- 英文目次/欧文要旨